2013年 03月 25日
触。 |
感環キッズの日。
その名も「Piggy day!」

そう、豚の日。
地元今村養豚さんにお邪魔し、
豚に触り、豚の匂いを嗅ぎ、
その温もりを感じながら地元生産者さんのお話を聴くという企画。
今回はお邪魔する前にみんなに考える時間を持ってもらった。

豚と聞いて想像出来るもの、想像出来る事柄をあげ、
そこから一度深く考えてもらおうと。
豚=かわいい
豚=臭い(これは正しくなく、豚は臭くなくて通常彼等の排泄物が匂う 注:人間のうんちだって臭い)
皆が考えること、そして想像する豚の大きさもまちまち。
みんなの意見から今日の決まりごとが出来た。
○お邪魔する者としての礼儀を忘れない
例)車を降りた途端に「くさーい!!」と言わない
これ大切。
日々お仕事されている場所にお邪魔して
臭い、汚いと言ったとしたら、
先方はどんな気分になるだろうか・・・?
これをみんなで自分が逆の立場だったらと・・・考えて答えを出した。
「臭いと言わない」
これは普段の感環自然村で約束している
「自分がやられて(言われて)嫌な事は他人にやらない(言わない)」の原則と一緒。
実は先方からは
「臭かったらくっせーって言ってくれても大丈夫ですよ」と言われていた。
でも僕等はお邪魔させてもらう側。
そこにあるべき礼儀は日本人だろうと外国人だろうと関係ない。
ちゃんとやりましょう。
その上で現地にお邪魔したときに先方から
「言っていいよ」と言われたら子ども達は安心して言える。
3台の車に分乗して出発。

到着して今村篤さんとお母様にご挨拶。

お話を聞いてから豚に人間の病気を移さないように準備する。
人間の持つ菌が、免疫の無い子豚に移ったら大変。



まずは大きな豚を見学し、その大きさにみんな驚愕。

でもその横には生まれたばかりの子豚が沢山。

その後大きなオス豚「かんた」と「たか」にご対面。
この子等は豚だけど猪に近い見た目。
長い毛とキバがある。
その勇姿はなかなか男前。
匂いに敏感な子はたまに外に出て新鮮な空気を吸っていたけど、
多くの子ども達はそれより豚に夢中。

「臭い」という言葉はほとんど聞くことがなかった。
小さな声で言っていた子が居たけれど、
その小さな声での気遣いがとても素敵だった。
親子豚を見たあとはちょっと育った豚を見て、
その後排泄物から作る堆肥を見学。

ここで作られる堆肥は全て地域の農家、農園で使われる。
これも地産地消。
素晴らしいサイクルが出来ている。
この堆肥を栄養として作られた美味しいリンゴを
毎年感環の子ども達は頂いている。
子ども達にそのサイクルを知って欲しかった。
全て繋がっているのです。
ウンチも時間が経って堆肥になると全く臭くない。
なんたる不思議。
分解する菌のお話もあって興味津々です。

今回は豚の餌やりも体験させてもらえる。

餌は地元の余りリンゴ。
本当に凄いサイクルじゃないか。
豚の糞→美味しいリンゴ→豚の餌→豚の糞
完璧。
そして豚たちの食べっぷりのいいこと。
迫力満点。
美味しいんだねぇ。

その時一人の女の子が気づいた。
食べていない豚がいることに。

良く見ていたね。
優しい彼女はリンゴをその豚に持って行った。
こんな小さな事でも子ども達の優しさを垣間見ることが出来る。
楽しく餌やりをやった後は
お待ちかねの子豚との時間。
ピンクの豚と黒い豚。
黒いのは素早い。
子ども達は好き好きに子豚を触り、抱きしめる。



ここで感環キッズの本領発揮。
抱いている仔豚たちが膝の上で眠り始めた。
養豚場の今村さんも初めて見たとのこと。
通常は知らない人の膝でこんな風にはならないらしいのです。




きっと子ども達には大人が成長の過程で無くしてしまう
「力」があるに違いない。
それを今村さんは「エネルギー」と言っていた。
「子ども達にはエネルギーがあるんですねぇ」と。

楽しい時間はあっと言う間。
まだ居たいという子ども達を説得し
岐路についたのでした。
地元の産業に触れる。
生き物に触れる。
サイクルに触れる。
触れる日は大人も子どもも多くのものに触れる日となりました。

今回は遠く大阪からNPO法人み・らいず代表
河内たーちゃんも参加してくれた。
熱いハートで社会の問題を解決しているこの代表を
いつか感環ママーズパパーズに会わせたいと思っています。

たーちゃん、その時はよろしく。
ちなみにうちの感環ママーズはパワフルでっせ・・・たーちゃん。
今日のスタッフ
・村長
・つっきー
・みっち
・シャイ
・みおり(最近はアメリカ大使館内で働いています)
・たーちゃん(NPO法人み・らいず代表理事)
その名も「Piggy day!」

そう、豚の日。
地元今村養豚さんにお邪魔し、
豚に触り、豚の匂いを嗅ぎ、
その温もりを感じながら地元生産者さんのお話を聴くという企画。
今回はお邪魔する前にみんなに考える時間を持ってもらった。

豚と聞いて想像出来るもの、想像出来る事柄をあげ、
そこから一度深く考えてもらおうと。
豚=かわいい
豚=臭い(これは正しくなく、豚は臭くなくて通常彼等の排泄物が匂う 注:人間のうんちだって臭い)
皆が考えること、そして想像する豚の大きさもまちまち。
みんなの意見から今日の決まりごとが出来た。
○お邪魔する者としての礼儀を忘れない
例)車を降りた途端に「くさーい!!」と言わない
これ大切。
日々お仕事されている場所にお邪魔して
臭い、汚いと言ったとしたら、
先方はどんな気分になるだろうか・・・?
これをみんなで自分が逆の立場だったらと・・・考えて答えを出した。
「臭いと言わない」
これは普段の感環自然村で約束している
「自分がやられて(言われて)嫌な事は他人にやらない(言わない)」の原則と一緒。
実は先方からは
「臭かったらくっせーって言ってくれても大丈夫ですよ」と言われていた。
でも僕等はお邪魔させてもらう側。
そこにあるべき礼儀は日本人だろうと外国人だろうと関係ない。
ちゃんとやりましょう。
その上で現地にお邪魔したときに先方から
「言っていいよ」と言われたら子ども達は安心して言える。
3台の車に分乗して出発。

到着して今村篤さんとお母様にご挨拶。

お話を聞いてから豚に人間の病気を移さないように準備する。
人間の持つ菌が、免疫の無い子豚に移ったら大変。



まずは大きな豚を見学し、その大きさにみんな驚愕。

でもその横には生まれたばかりの子豚が沢山。

その後大きなオス豚「かんた」と「たか」にご対面。
この子等は豚だけど猪に近い見た目。
長い毛とキバがある。
その勇姿はなかなか男前。
匂いに敏感な子はたまに外に出て新鮮な空気を吸っていたけど、
多くの子ども達はそれより豚に夢中。

「臭い」という言葉はほとんど聞くことがなかった。
小さな声で言っていた子が居たけれど、
その小さな声での気遣いがとても素敵だった。
親子豚を見たあとはちょっと育った豚を見て、
その後排泄物から作る堆肥を見学。

ここで作られる堆肥は全て地域の農家、農園で使われる。
これも地産地消。
素晴らしいサイクルが出来ている。
この堆肥を栄養として作られた美味しいリンゴを
毎年感環の子ども達は頂いている。
子ども達にそのサイクルを知って欲しかった。
全て繋がっているのです。
ウンチも時間が経って堆肥になると全く臭くない。
なんたる不思議。
分解する菌のお話もあって興味津々です。

今回は豚の餌やりも体験させてもらえる。

餌は地元の余りリンゴ。
本当に凄いサイクルじゃないか。
豚の糞→美味しいリンゴ→豚の餌→豚の糞
完璧。
そして豚たちの食べっぷりのいいこと。
迫力満点。
美味しいんだねぇ。

その時一人の女の子が気づいた。
食べていない豚がいることに。

良く見ていたね。
優しい彼女はリンゴをその豚に持って行った。
こんな小さな事でも子ども達の優しさを垣間見ることが出来る。
楽しく餌やりをやった後は
お待ちかねの子豚との時間。
ピンクの豚と黒い豚。
黒いのは素早い。
子ども達は好き好きに子豚を触り、抱きしめる。



ここで感環キッズの本領発揮。
抱いている仔豚たちが膝の上で眠り始めた。
養豚場の今村さんも初めて見たとのこと。
通常は知らない人の膝でこんな風にはならないらしいのです。




きっと子ども達には大人が成長の過程で無くしてしまう
「力」があるに違いない。
それを今村さんは「エネルギー」と言っていた。
「子ども達にはエネルギーがあるんですねぇ」と。

楽しい時間はあっと言う間。
まだ居たいという子ども達を説得し
岐路についたのでした。
地元の産業に触れる。
生き物に触れる。
サイクルに触れる。
触れる日は大人も子どもも多くのものに触れる日となりました。

今回は遠く大阪からNPO法人み・らいず代表
河内たーちゃんも参加してくれた。
熱いハートで社会の問題を解決しているこの代表を
いつか感環ママーズパパーズに会わせたいと思っています。

たーちゃん、その時はよろしく。
ちなみにうちの感環ママーズはパワフルでっせ・・・たーちゃん。
今日のスタッフ
・村長
・つっきー
・みっち
・シャイ
・みおり(最近はアメリカ大使館内で働いています)
・たーちゃん(NPO法人み・らいず代表理事)
by kimi0921cfd
| 2013-03-25 12:23
| キッズキャンプ
|
Comments(0)