2016年 09月 22日
刈。 |
「感環米の稲刈り!」でした。
春に田植えをしたものを今日は刈り取り!
いつもの様に、感環自然村アグリ事業部部長、
トノ今村の指示も元作業を進めて行きます。
赤ちゃんのオーレン(パパと同じ名前)も参加します。
見て見て。
感環は今赤ちゃんだらけなのです。
感環ベイビーラッシュで、
ここに写っていない赤ちゃんがもまだいます。
そしてもう一人年内に増える予定。
嬉しいことです。
みんなしっかりと説明を聞いて、いよいよ稲刈り開始。
トノは手刈りと機械刈りの両方を子ども達に体験させてくれます。
機械はやはり専門家がいないとなかなか出来ない。
本物の機械に触れる事、
これも子ども達にとっては大切な体験となります。
感環ではいつも言っています。
「道具は危ないんじゃない、
使い方を間違うと危ない物にも成り得る」
ということ。
安全に使うスキルを身に付けたら、
道具は強い味方になるのです。
感環のZくんはしっかり者。
いつもみんなをリードしてくれます。
今日は小さいHくんとペアを組みます。
田んぼの横には水が流れる小さな側溝があります。
流れるお水は綺麗な水。
そんな場所が楽しくない訳がない。
小さな子ども達はそんな場所が大好き。
少し大きい子もつられてそこで遊ぶこともしばしば。
大人が見ても楽しくなる場所だもの、
みんなが集まるのは仕方ない。
それでも田植えをした稲は
しっかり全部刈り取ってはざかけまでしないと、
11月の感謝祭で食べるお米が出来ない。
遊びたいけど、
稲刈り作業もしっかりとやらなければいけない日なのです。
何人かの子どもたちが作業そっちのけで遊び始めた側溝の脇を
通りかかったZくん。
スタッフが作業をやろう!と声掛けしているのを見たのでしょう。
そこにいた一番大きな子にそっと優しくこう言いました。
「大きい子がやると小さい子も真似をしてやるよ」
そう。
大きい子が遊ぶのをちょっと我慢して田んぼに戻れば、
小さい子も一緒に戻って作業をやるよ、
と伝えてくれたのです。
誰かから頼まれたのではない自発的な言葉。
大人が少しだけ余裕も持って子どもたちと時間を持つと、
こんな場面に出くわします。
子どもは大人が思う以上にしっかりと考えている。
そして行動出来るのです。
さて、稲刈りはまだ続いております。
ここで休憩。
今日のおやつはこの夏アメリカから村長が買って来たグミ。
長く感環に来ているこ子ども達は、
最近村長が買ってくる外国のお菓子に警戒心を持っています。
長年日本にはない味のお菓子ばかり買って来て
みんなに食べさせていた結果。
こんな事を言う子もいます。
「だって村長が買ってくるお菓子変なの(まずい)ばっかだもん」
こらこら。
せっかくの村長の気持ちにそんな事を言うもんじゃない。
「もっと美味しいのを買って来て」
「日本のお菓子にして」
こんな声もちらほらと。
そうかそうか。
みんなの気持ちは良くわかった。
次はもっとすごい(マズイ)のを買ってくるね。
でも今回はRくんのママが持って来てくれた、
美味しい(日本製)のおせんべいもあったので、
子ども達はご満悦。
このおせんべい、
荷物を取りにバスへ戻っていた村長に
自分のものを割って分けてくれた子がいました。
まだ参加して間もないYちゃん。
ありがとう。
何よりもその気持ちが美味しかったぞ。
さて、稲刈りも仕上げです。
美味しく乾かすための「はざかけ」
比較にならないくらい美味しいお米が出来ます。
みんなの頑張りで全部刈り取り、
はざかけも終わりました。
それではまた次回の感環で!
by kimi0921cfd
| 2016-09-22 11:57
| キッズキャンプ
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