2018年 08月 14日
繋。 |
在宅避難の方々の現状がなかなか掴めない
との事で、在宅避難者に向けたアセスメント(聞き取り調査)を行う事になった。
そのため2日間滞在して、
行政や社協との打ち合わせを中心に下準備。
まだまだ泥かきが続く現地には、
夏休みを利用した子ども達や親子連れのボランティアがボランティアセンターに多く訪れていた。
家族で相談し「誰かのために」時間と労力を割く。
決して楽じゃない環境と仕事。
肉体的にも精神的にもきついはず。
それでも他者のために動くことは、
子ども達の心に大きな影響を与える。
きっと一生記憶に残る、尊い時間になる。
去年は感環でも東北キャンプで仮設住宅でのお祭りを手伝った。
今は既に無くなった団地の最期の夏祭り。
その前日に子ども達はどうやったら仮設住宅の住民さんに楽しんでもらえるかを、
夜遅くまで話し合っていた。
スタッフは口を出さずに見守るのみ。
この時間がもしかしたらこのキャンプで最高の時間だったかも知れない。
子ども達は100%他者のために考えた。
こんな機会、実は普段の生活ではなかなか無い。
この時の事はきっと子ども達の心に残っている様で、また東北へ行きたいとよく言われる。
他者に起きた出来事を自分事として考える。
平和な世界への大切な一歩だと思う。
by kimi0921cfd
| 2018-08-14 20:50
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