2019年 07月 09日
訳。 |
2日間の弾丸通訳@徳島。
以前通訳としてお仕事をしていた、
フィンランドの製紙機械メーカーMETSO。
写真の機械は組み立てから、オペレーターのトレーニングまでの通訳を受け持ったプロジェクト。
300メートルの巨大な機械は今見ても圧巻。
これより大きい製紙機械を見たことがない。
この仕事で、工業通訳としてのスキルを学んだといっても過言ではない、と思う。
当時その会社に、カナダのメーカーから1人のエンジニアが来ていた。
細くてあまり喋らない印象が強かった。
そんな彼からひと月ほど前に連絡が来た。
『3年前に会社を立ち上げて、ヨーロッパ全域で仕事をしている。日本にも市場を広げたいと思っているから、手伝ってくれないか?』と。
話を聞いてみると家族旅行も兼ねているため、
家族が同行しているとのこと。
そんな彼らと神戸で合流した。
ここから徳島まで車で移動するのだけれど、
せっかく家族もいるので六甲山へ。
淡路島を通り徳島へ。
雨が降ったり、曇ったり、はたまた晴れてみたりとなかなか空は忙しい。
当時半年住んだ阿南市。
街並みは大きく変わらずなんだか懐かしい。
今回の仕事場はここ。
会議を二つこなして懐かしの製紙機械の元へ。
働いているみなさんはマスクと耳栓をしているが、その両方とも通訳仕事では致命的。
どんな状況下でも…やるしかない。
仕事が終わるや否や、旅行を続ける彼らに別れを告げて車に飛び乗りいざ神戸へ。
レンタカーを返却して新幹線に滑り込みもうすぐ名古屋。
まだ飯田は遠い。
久しぶりの工業通訳は、
懐かしい感覚が蘇りなかなかに楽しかった。
彼からはカナダの会社のエージェントにならないか?と打診もいただき、
感環通訳翻訳部門のお仕事になるのかを熟考中。
2週間から2ヶ月。
場所も国内から国外まで色々。
うーむ。
なかなか悩ましい。
長期は難しい。
スタッフケンケンをあわせても、
通訳は村長と2人しかいない。
1番大切な感環を放ってはおけない。
翻訳なら他にも手伝ってくれる翻訳家さんたちがいるけれど、通訳となると話は別。
うーむ。
今ケンケンと手分けをして英語を教えている子ども達が、1日も早く英語をマスターして通訳や翻訳仕事を手伝ってくれたらいいなぁ。
そんな妄想をしながら帰路についている訳なのです。
by kimi0921cfd
| 2019-07-09 19:11
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