感環自然村の村長便り

花、じゃなくて鼻の日！

「五感キャンプ」三回目。

今日嗅覚の日。簡単に言うと匂い？香り？の日。
そうです。鼻の日です。

鼻の日なのでまずは匂いを嗅ぎましょう。
8種類の木の匂いを嗅いでその中から気に入った一つを決める。
同じ木なのに種類によって匂いは全然違う。
輸入した木は一つ（ウォルナット）だけであとは全部国産。
ヒノキ、サワラ、イチョウ、キハダ、かや、そしてセンの木。沢山の匂いがありました。



これら全ては阿智村の「工房菜や」さん
http://www16.plala.or.jp/nanaya/studio.html
から分けていただきました。
ありがとうございました！！

それを切ってあとはヤスリがけ。
感環キッズでは道具も沢山使ってもらいます。
道具が危ないのではなく、使い方で危なくも便利にもなる。
それをみんなにも知ってもらうために何度でも説明して何度でも練習してもらいます。
ちゃんとした使い方を覚えれば、道具はみんなの強い味方になります。

ヤスリをかけ終わったら紐を通してキーホルダーの出来上がり。
僕らはこれを「木ーホルダー」って名づけました。



ゲームは匂い当てゲーム。
人間は目から多くの情報を得ます。
そこで中身が見えなくても匂いは分かるのか？？
強い匂いは判り易いけど、薄い匂いは判り難い。
リンゴの匂いが難しかったみたい・・。
目で見るとすぐに判るのに。



おやつは村長の家の裏庭で採れた栗で握った栗ごはん。
今日も食事隊長みっち作です。
今村長の家は野生の栗、クリ、くり・・・だらけです。
嬉しい秋の恵み。



今日のスタッフは・・・

・村長
・みっち
・ローラ（英語の先生。母国イギリスでも子どもキャンプのスタッフをしていた。
　　　　　いつも笑顔を絶やさない素敵な人。
・ドーム（寡黙だけど子どもたちには絶大な人気。ドームを見ると子ども達はみんな
　　　　　よじ登ろうとする。大きなイギリス人）

スタッフ4名、キッズちょっと少なめな８名でした。少ない人数だけどみんな元気一杯でした。

聴覚・・そう、今日は耳の日

「五感キャンプ」二回目。

今日は五感の中の聴覚の日。
耳を使ってみましょう。
クラフトは耳にちなんで「バードコール」。
上手に出来ると「ピヨピヨ」やら「ピーピー」と鳥の声に似た音がなる。
皆が切った木を村長とシャイが穴を開け、そこに皆がねじをねじ込む。



あちらこちらからいい音が響いてきました。

おやつは地元の方からいただいたリンゴでみっちがケーキを焼いてくれました。



その後は草の上に寝転がって目をつぶり、自然の音と人工の音の聴き分けゲーム。
目をつぶると普段気がつかない音が沢山聴こえます。



今日のスタッフは・・・
・村長
・みっち
・シャイ（川を下った次の週には富士山の頂上にいたりするフットワークの軽いナイスガイ。
　　　　　３ヶ国語を話す天才・・・と村長は思う。韓国出身のアメリカの大学出）
・みおり（帰国子女。アメリカで育って慶応大学→日本銀行勤務→ハーバード大学院で
　　　　　ティーンのカウンセリングを学ぶ・・って何だかスゴイ経歴なんだけど、それを感じさせ　　　　　ないところがスゴイ！）
　　
スタッフ４名、キッズ２３名！

感環始まり

さてさて、感環キッズが始まりました。
五「感」を使って「環」（わ）を広げる。
そんな気持ちで始めた感環キッズ自然村。
どんな出会いがあるでしょう。
国籍、言葉、肌の色・・そんなの関係ない場所になるように。
自然の中ではみんな一緒だから。
参加者も色々、スタッフだって色々。
こんなのが楽しい。
ここからスタートです。

今日は「五感キャンプ」第一回目。
「視覚」の日。
視覚にちなんで作ったのはフォトフレーム。
こんなの出来ました。
スタッフは作り方の説明だけしてあとは子どもたちの感覚にお任せ。
そしたらこんなのが出来ました。

子どもは天才です。

おやつは地元で採れたきゅうりの浅漬け。
季節のものをしっかり頂きましょう。


美味しくいただきました。
ご馳走様でした。

感環キッズにでは今３ヶ国後が飛び交います。
なので色んなものを日本語、英語、ポルトガル語で言ってみます。
子供達の耳と頭はすごいもので、すぐに言葉を覚えてしまいます。
これを続けると外国語に対する違和感が少なくなっていくのです。

ちなみに村長はぺピーノ（ポルトガル語できゅうり）だけ覚えました・・。

今日のスタッフは・・・
・村長（アメリカの大学を出たあとアメリカの消防署で働いていたちょっと変わった経歴の人。
　　　　米国の救急救命士と消防士の資格を持つ）
・みっち（アメリカの小学校で日本語の先生をしていた。日本では中高の国語の先生資格持ち。）
・アーニャ（英語の先生。５ヶ月のアジア放浪の旅の直後にキャンプ参加）
・ドゥリュー（やっぱり英語の先生。アーニャと放浪の旅から戻ったばかり。

こんな面子と子ども達１７人でした。